目次
はじめに
ちゃすちゃす✋
どーも、永澄拓夢です。
てなわけで、今回の感想対象作品はこちら!
『Image × Fiction』
『スイーツギフト』という同人ブランドの作品です。
FF内(Twitter)の同士がプレイしていたので、私も手に取ってみました。
何の前情報もありませんが、とりあえずヒロインが貧乳っぽいので第一印象は大変よろしいです。
というワケで、さぁ蓋を開けますわよ!
あらすじ
妹との付き合い方という悩みから、妹との関係は発展してゆく────
所感
面白かったです。短くまとまっていて良かった。
特に期待もなく、軽い気持ちで始めたんですがね。これは良い誤算でしたね。
言うなれば、『"妹"との世界を越える恋愛劇』とでも言いますか。大層なイメージを抱かれると過度な誤解に繋がってしまうのですが、こう言い表すのがベストなのかなぁと。
まぁ、そういう要素がある物語とでも考えておいてください。
ちなみに妹は適度に貧乳だったのでその点でも満足です。やはり妹ヒロインは貧乳に限りますね。
本作はフリーゲームですので、こちら(DMM)から無料でインストールすることが出来ます。興味がありましたらぜひ。
~以下ネタバレ有~
総評
●シナリオについて
面白かったです。
全体的に短くまとまっていたのもあって冗長でもありませんでしたし、最後まで飽きることなく走り抜けることが出来ました。
本作では3つのパラレルワールド(A世界・B世界・C世界)での物語を観測しますが……見せ方が上手かったですね。てっきりパラレルワールドの移り変わりは主人公主体での事象だと思っていたんですが、まさかヒロイン────遥菜主体の事象だったとは……。予想の外から突き付けられる事実ってのは、やはり感情を昂らせてくれます。
でも思い返しつつよく考えてみれば、たしかに遥菜の目的と過程の一貫性が見えてくるんですよね。伏線もちょくちょく張られていましたし。露骨じゃないあたりにライターの手腕を感じます。
事象解決へと至るためのC世界は別として、その過程にあったA世界・B世界では、主人公と遥菜の"義兄妹"としてのすれ違いと歩み寄りが、それぞれ別のカタチで描かれていました。
パラレルワールドごとのシナリオもまた『主人公と遥菜の物語』と言えるんですが、本作全体における『主人公と遥菜の物語』とはまた違って独立した『主人公と遥菜の物語』に仕上がっているというのも良かった点ですね。
そして個人的に本作の中で最も評価したいポイントは、この要素に絡んできます。というのも、本作ではC世界で事象の問題を解決した後に元の世界へと帰還するという展開になるわけなんですが。実は本作全体における問題って、C世界を離れる時点で解決しているんですよ。しかし本作では、C世界を離れた後にB世界とA世界に立ち寄り、その世界の独立した物語においてやり残した問題を解決している。細かい部分まで投げていないんです。賞賛を送りたいですね。
●キャラクターについて
『一輝』について。主人公。シスコン。ダサいしシスコン全開ではありますが、どのパラレルワールドにおいても遥菜を守っている様子が垣間見えるところがカッコいいなと。良い主人公だったと思います。
『遥菜』について。ヒロイン。主人公の従妹。大好きな主人公とずっと一緒にいるためにパラレルワールドまでをも利用したほどの従兄ちゃんっ子。これほどまでに好かれる主人公ですが、その魅力に関してはシナリオを見る限り納得出来ます。従兄妹同士のカップルは偏見の対象にもなり得そうですが、きっとこの主人公となら大丈夫でしょう。幸せになって欲しいですね。
ここ好きポイント
■ジト目の遥菜チャン。かわいい
おわりに
『Image × Fiction』感想、いかかだったでしょうか。
思わぬ掘り出し物だったので満足です。こういうことがあるからなんでも触ってみるっていう精神は大事なんですよね。
次にプレイする作品は、『Loser/s作品』や『ゆにっとちーず作品』をいくつか予定しております。 ➡『お前のスパチャで世界を救え』をプレイすることになりました。
また、『しゅぷれ~むキャンディ』も継続してプレイしているため、感想はもう少々お待ちください。
……そろそろノベルゲームのプレイ本数が200本を超えるため、何か温めている作品でもやりたいなぁとかも考えています。
『Humanity』とか『ボクはともだち』とか。『MYTH』や『親愛なる孤独と苦悩へ』、『WEE』や『西暦2236年』でもいいかもしれませんね。
とりあえずそこいらのことについても逐一Twitterでツイートはするので、気になる方はチェックしてみてください。(@kingtakumu530)
それでは✋